ハイデイ日高【7611】の株主優待は日高屋で利用できる!業績や今後の株価について予想してみた

株主優待銘柄
スポンサーリンク

ハイデイ日高は埼玉を基盤として展開している中華料理屋「日高屋」を運営する企業です。

日高屋といえば安価な料理と豊富なメニューが人気です。

チョイ飲みでも人気を誇り、特にサラリーマンには人気の高い店舗です。

ハイデイ日高は株主優待を贈呈しており、日高屋で利用できる優待券を贈呈しています。

今回はハイデイ日高について

  • 株主優待の詳しい内容について
  • 株主優待を利用できる店舗について
  • 株主優待はいつ到着するのか
  • 配当や利回りについて
  • 株主総会のお土産について
  • ハイデイ日高の業績について
  • ハイデイ日高の株価は今後どうなるのか

をご紹介していきます。

 

 

スポンサーリンク

ハイデイ日高の株主優待の内容について

ハイデイ日高の株主優待の内容は下記のとおりです。

権利確定日

2・8月

株主優待内容(2019年8月権利確定まで)

下記の保有株数に応じて自社で利用できる優待券が贈呈される。

  • 100株以上 500株未満・・株主優待券 1,000円(500円券× 2枚)またはお米券1kg
  • 500株以上1,000株未満・・株主優待券 5,000円(500円券×10枚)またはお米券3kg
  • 1,000株以上・・・・・・・株主優待券10,000円(500円券×20枚)またはお米券5kg

株主優待内容(2020年2月権利確定から)長期保有優待が新設

下記の保有株数に応じて自社で利用できる優待券が贈呈される。

【継続保有3年未満の株主優待内容】

  • 100株以上 500株未満・・・株主優待券 1,000円(500円券× 2枚)またはお米券1kg
  • 500株以上1,000株未満・・・株主優待券 5,000円(500円券×10枚)またはお米券3kg
  • 1,000株以上・・・・・・・・株主優待券10,000円(500円券×20枚)またはお米券5kg

【500株以上を継続保有3年以上の株主優待内容】

  • 100株以上 500株未満・・・株主優待券 1,000円(500円券× 2枚)またはお米券1kg
  • 500株以上1,000株未満・・・株主優待券 6,000円(500円券×12枚)またはお米券4kg
  • 1,000株以上・・・・・・・・株主優待券12,000円(500円券×24枚)またはお米券7kg

注意点は500株以上を継続保有しなければいけない点です。

例えば

  • 1年目500株→2年目1,000株→3年目500株の場合は長期保有の対象
  • 1年目500株→2年目100株→3年目500株の場合は長期保有の対象外

他の株主優待とは異なり、株主番号を維持しているだけでは長期保有の対象から外れますので気を付けましょう。

株主優待はいつ届く?

ハイデイ日高の株主優待は下記を目安として届きます。

  • 2月権利確定分→5月中
  • 8月権利確定分→11月中

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

有効期限について

ハイデイ日高の株主優待券の有効期限は下記のとおりです。

  • 2月権利確定・・11月末まで
  • 8月権利確定・・翌年5月末まで

有効期限は到着から約6か月となっています。

やや短めの設定となっているので、到着したら早めの利用をおすすめします。

利用できる店舗は日高屋以外にもあり!来々軒や中華一番でも

ハイデイ日高の株主優待は日高屋以外にも利用できます。

具体的には下記の店舗で利用できます。

  • 日高屋
  • 来来軒
  • 中華一番
  • ラーメン日高
  • 焼鳥日高
  • 大衆酒場日高
  • とんかつ日高

詳細はハイデイ日高店舗検索から検索できます。

いずれも関東圏内にしかないのは少し残念ですね。

もう少し全国展開してほしいところです。

 

ヤフーオークションの買取価格について

ハイデイ日高の株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。

  • 100株分(1,000円分優待券)・・850円~950円

額面の85~95%の価格帯で取引されています。

非常に高い価格で取引されていますので、もしなかなかいけない!という方はヤフオクでの販売も検討してみることをおすすめします。

株主優待の注意点について

ハイデイ日高の株主優待の注意点は下記のとおりです。

  • 長期保有は2020年2月から導入される
  • 長期保有は500株以上を保有し続けなければいけない
  • 関東圏にしか店舗がない(2019年6月現在)

とくに長期保有に関しては気を付けましょう。

株主総会のお土産について

ハイデイ日高は株主総会お土産があります。

過去に贈呈されたハイデイ日高の株主総会のお土産は下記の通りです。


社会福祉施設で作っているクッキーとのことです。

こういった社会に貢献するタイプのお土産は好感が持てますね。

例年同じお土産となっているので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

ハイデイ日高の業績や収益状況を調べてみた

ハイデイ日高の過去の業績や株主還元を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
・2016年2月期 36,795 4,332 4,254 2,758
・2017年2月期 38,514 4,564 4,567 2,916
・2018年2月期 40,643 4,679 4,599 3,021
・2019年2月期 41,862 4,729 4,697 3,081
・2020年2月期

(予想)

43,500 4,800 4,730 3,115

具体的に内容を見ていきましょう。

ハイデイ日高の売上高は?

ハイデイ日高の過去の売上高を見てみましょう。

  • 2016年2月期・・36795百万円
  • 2017年2月期・・38514百万円
  • 2018年2月期・・40643百万円
  • 2019年2月期・・41862百万円
  • 2020年2月期・・43500百万円(予想)

増収が続いており、毎年10億円以上の増収となっています。

店舗数も400店舗を超え、増加中です。

600店舗を目指しているので、今後も売上高は伸びていく可能性が高いでしょう。

ハイデイ日高の経常利益は?

ハイデイ日高の過去の経常利益を見てみましょう。

  • 2016年2月期・・4332百万円
  • 2017年2月期・・4564百万円
  • 2018年2月期・・4679百万円
  • 2019年2月期・・4729百万円
  • 2020年2月期・・4800百万円(予想)

経常利益も伸びてはいますが、売上高の伸びと比較するとやや落ちますね。

これは人手不足による人件費の増加や物価上昇による原材料費の増加などが主要因としてあげられます。

今後もこの傾向は続くとみられるので、増収を続けなければ利益を維持・拡大していくのは困難でしょう。

ハイデイ日高の安全性は?財務情報を調べてみた

ハイデイ日高の直近3年間の財務情報を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債
・2017年2月期 77.7 1%
・2018年2月期 78.7 0%
・2019年2月期 81.1 0%

具体的に内容を見ていきましょう。

ハイデイ日高の自己資本比率は?

ハイデイ日高の過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

  • 2017年2月期・・・77.7%
  • 2018年2月期・・・78.7%
  • 2019年2月期・・・81.1%

飲食業界としても非常に高い自己資本比率を誇ります。

ハイデイ日高の規模で自己資本比率が80%を超える飲食店は珍しいです。

安全の目安が40%と言われますので、非常に安全性の高い投資先ということがわかりますね。

ハイデイ日高の有利子負債は?

ハイデイ日高の過去3年間の有利子負債を見てみましょう。

  • 2017年2月期・・1%
  • 2018年2月期・・0%
  • 2019年2月期・・0%

なんと有利子負債ゼロです。

お金を借りずに店舗を運営しています。

そのため安全性は極めて高いです。

もし経営が傾いたときはお金を借りればよいので、破たんする可能性は極めて低いでしょう。

ハイデイ日高の株価は割安?割高?指標から見てみた

ここではハイデイ日高の株価について投資指標と合わせてみていきます。

【下記の情報はいずれも令和01年06月10日時点の情報】

まずはハイデイ日高の投資情報を見ていきます。

証券コード 7611
企業名 ハイデイ日高
配当利回り 1.79%
時価総額 76,523百万円
株の購入価格 200,600
PER (単) 24.47倍
PBR (単) 3.05倍
年初来高値 2,272円
年初来安値 1,897円

具体的に見ていきましょう。

株価は比較的安定している!

ハイデイ日高の株価は2,000円~2,500円で推移しています。

株価としては平均的ですね。

令和01年06月10日時点の株価は2,006円です。

株価が2,000円を下回るケースも出てきましたので、近年と比較すると安値で推移しています。

配当の推移について

ハイデイ日高の配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年2月期・・25円
  • 2011年2月期・・30円
  • 2012年2月期・・35円
  • 2013年2月期・・35円
  • 2014年2月期・・36円
  • 2015年2月期・・36円
  • 2016年2月期・・36円
  • 2017年2月期・・36円
  • 2018年2月期・・36円
  • 2019年2月期・・36円
  • 2020年2月期・・36円(予想)

配当は36円で安定的に出しています。

業績が拡大傾向にありますが、配当を増やしていないということは今後も36円の配当で続けていく可能性が高いでしょう。

利回りはやや物足りない?優待含めて3%以下

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が2000円の時、配当利回りは1.8%、優待+配当利回りは2.8%
  • 株価が2250円の時、配当利回りは1.6%、優待+配当利回りは2.5%
  • 株価が2500円の時、配当利回りは1.4%、優待+配当利回りは2.2%

配当利回りは1.4~1.8%程度で、優待+配当利回りも2.2~2.8%です。

利回り狙いでみると少し割高な感じがしますね。

ハイデイ日高の株価は今後はどうなる?過去の業績から予想してみた

ハイデイ日高の業績や安全性についてまとめてみました。

ポイントをまとめると

  • 売上高は拡大傾向にあるものの、利益はやや伸び悩み
  • 人件費や原材料費のコスト増が響く
  • 安全性は抜群!自己資本比率が80%越えで無借金経営
  • 利回り的には魅力が薄い。優待と合わせても3%以下

上記のポイントからハイデイ日高の株価が今後どうなっていくか予想しました。

今後の日高屋の株価はやや上値が弱そうな感じがします。

売上高があがっても、原材料費や人件費の影響で大きく利益が伸びる可能性は低そうです。

新しいメニューなどに期待したいですね。

ハイデイ日高の株主優待のおすすめ度は星3つ

今回はハイデイ日高の株主優待や業績についてまとめてみました。

ハイデイ日高の業績や利回りから見た株主優待のおすすめ度は★★★☆☆です。

  • 株主優待が日高屋などで利用できる優待券
  • 業績は拡大傾向。増収増益が続く
  • 財務状況がかなりよく、安全性は高い

というメリットがある反面

  • 配当は36円で安定的、悪く言えば頭打ち
  • 人件費や原材料費の増加が厳しい

というデメリットがあります。

まとめるとハイデイ日高は安定性や安全性を求める方には適した銘柄ですが、利回りや株価上昇を狙っている方にはやや物足りない銘柄です。

ぜひ投資情報の参考にしてみてください。

コメント