日東富士製粉【2003】の株主優待・配当・業績を分析

株主優待銘柄
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日東富士製粉は小麦を小麦粉にする役割を持つ製粉メーカーです。

売上高は約500億円となっており、製粉会社のそこまで大きな規模ではありませんが、利益率は高いです。

日東富士製粉の銘柄に興味がある方なら

    • 日東富士製粉の株主優待の詳しい内容を知りたい!
    • 日東富士製粉って業績はどうなの?利益は出ているの?
    • 日東富士製粉は財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
    • 日東富士製粉の株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
    • 日東富士製粉は総会お土産はあるの?

という点は気になりますよね?

今回は日東富士製粉について

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主総会のお土産について
    • 業績や利益の推移について
    • 財務的な安全性について
    • 配当や利回りについて

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

 

 

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日東富士製粉の株主優待の内容について

日東富士製粉の株主優待の内容は下記のとおりです。

【おすすめ度】
★★★★☆

【株価】
5850円【令和01年07月05日時点】

【配当】
180.00円

【権利確定日】

3月
【株主優待内容】

100株以上・・3,000円相当の商品を贈呈

2019年はうどんが贈呈されたようです。

【配当利回り】
3.10%
【優待利回り】
0.51%
【優待利回り+配当利回り】
3.60%

株主優待はいつ届く?

日東富士製粉の株主優待は6月中旬を目安として届きます。

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

ヤフーオークションの買取価格について

日東富士製粉の株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。

・100株分・・1800円程度

約6割程度の価格で取引されていますね。

しかしながら、実際は送料が結構かかりますので、ヤフオクでの販売は正直あまりおすすめはできませんね。

株主総会のお土産について

日東富士製粉は株主総会お土産がありません。

過去には贈呈していたようですが、廃止となってしまったようです。

日東富士製粉の業績

投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。

そこで日東富士製粉の過去の業績や株主還元を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 51,916 2,046 2,321 1,601
2017年3月期 48,875 2,324 2,610 1,729
2018年3月期 49,561 2,898 3,171 2,336
2019年3月期 54,900 4,164 4,463 3,357
2020年3月期(予想) 58,000 3,600 3,800 2,700

具体的に内容を見ていきましょう。

日東富士製粉の売上高は堅調に推移

日東富士製粉の過去の売上高を見てみましょう。

売上高は堅調に伸びています。

2017年、2018年は少し落ち込みましたが、2019年は回復しました。

これは2018年2月に㈱増田製作所を買収した効果です。

2020年も増収予想となっています。

製粉業界は近年好調な企業が多いので、期待したいところです。

日東富士製粉の最終利益は堅調だが、今後は伸び悩みそう

日東富士製粉の過去の最終利益を見てみましょう。

最終利益は2019年3月期は好調でしたが、2020年3月期は減益予想となっています。

製粉業界は全体的に頭打ち感があるため、大きな増益というのは今後見込みにくいという点があります。

日東富士製粉の財務情報

財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
日東富士製粉の直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年3月期 67.3 13%
2018年3月期 68 6%
2019年3月期 72.5 3%

具体的に内容を見ていきましょう。

日東富士製粉の自己資本比率は70%台で堅調

日東富士製粉の過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

自己資本比率は70%代となり、安全性が高いです。

製粉業界はどこも自己資本比率が高いですね。

日東富士製粉の有利子負債倍率は?

日東富士製粉の過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

有利子負債倍率も3%と非常に低いです。

財務の健全性は非常に高いといえますね。

日東富士製粉の株価は割安?割高?指標から見てみた

ここでは日東富士製粉の株価について投資指標と合わせてみていきます。

まずは日東富士製粉の投資情報を見ていきます。

【下記の情報はいずれも令和01年07月05日時点の情報】

証券コード 2003
企業名 日東富士製粉
株価 5,790
配当利回り 3.11%
時価総額 27,169百万円
株の購入価格 579,000
PER (連) 9.82倍
PBR (連) 0.76倍
年初来高値 6,600円
年初来安値 5,350円

具体的に見ていきましょう。

株価は割安傾向で推移

日東富士製粉の株価は5000円~6000円で推移しています。

現在の株価は5850円です。【令和01年07月05日時点】

PERは(連) 9.92倍,PBRは(連) 0.77倍です。

株価は割安な水準で推移していますね。

ただ割安銘柄が目立つ製粉業界の中では平均的な水準ともいえます。

配当の推移について

日東富士製粉の配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年3月期・・120円
  • 2011年3月期・・70円
  • 2012年3月期・・70円
  • 2013年3月期・・70円
  • 2014年3月期・・100円
  • 2015年3月期・・90円
  • 2016年3月期・・90円
  • 2017年3月期・・115円
  • 2018年3月期・・154円
  • 2019年3月期・・220円
  • 2020年3月期・・180円(予想)

配当は増配傾向で推移しています。

2020年は減配予想ですが、十分な配当ですね。

製粉業界の中では積極的な配当を出している企業です。

利回りの推移について

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が5000円の時、配当利回りは3.6%、優待+配当利回りは4.2%
  • 株価が5500円の時、配当利回りは3.3%、優待+配当利回りは3.8%
  • 株価が6000円の時、配当利回りは3%、優待+配当利回りは3.5%

現在の株価は5850円【令和01年07月05日時点】のため

配当利回りは3.1%、優待+配当利回りは3.6%となります。

そこそこな利回り水準です。

ディフェンシブ銘柄で、利回りもそこそこ高い銘柄を探しているかたにおすすめです。

日東富士製粉の株主優待のおすすめ度は星4つ

今回は日東富士製粉の株主優待や業績についてまとめてみました。

日東富士製粉の業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★☆です。

  • 株主優待は3,000円相当の自社商品
  • 安全性は抜群で、自己資本比率は70%超え
  • 優待+配当利回りは3%超え

というメリットがある反面

  • 業績は今後伸び悩む可能性が高い
  • 株主総会のお土産はない

というデメリットがあります。

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