アサヒグループホールディングスはビールシェア国内1位の日本を代表する企業です。
スーパードライが代表するように数々のビールブランドを提供しています。
アサヒグループホールディングスは株主優待を贈呈しており、アサヒビールの詰め合わせがもらえます。
今回はアサヒグループホールディングスについて
-
- 株主優待の詳しい内容について
- 株主優待を利用できる店舗について
- 株主優待はいつ到着するのか
- 配当や利回りについて
- 株主総会のお土産について
- アサヒグループホールディングスの業績について
をご紹介していきます。
Contents
アサヒグループホールディングスの株主優待の内容について
アサヒグループホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★☆☆☆
【株価】
4924円(令和01年06月14日時点)
【配当】
106円
【権利確定日】
12月
【株主優待内容】
保有株数に応じて下記のアサヒビールグループ商品が贈呈されます。
- 100株以上 500株未満・・・1,000円相当
- 500株以上1,000株未満・・・・2,000円相当
- 1,000株以上・・・・・・・・3,000円相当
下記の商品類から1点選択できる。
1.株主様限定プレミアムビール【非売品】
2.酒類商品詰め合わせ
3.清涼飲料水・食品詰め合わせ
4.アサヒグループ環境基金「水の惑星」への参加
5.東日本大震災復興支援活動への寄附
2018年12月権利確定参照
アサヒビールに興味がある方は同じくサッポロビールやキリンビールの株主優待もおすすめです。
【配当利回り】
2.20%
【優待利回り】
0.20%
【優待利回り+配当利回り】
2.40%
株主優待はいつ届く?
アサヒグループホールディングスの株主優待は翌年の4月中旬から5月上旬を目安として届きます。
株主優待品は株主優待申込書を送付いただいた株主のみの送付となりますので、忘れずに出しましょう。
ヤフーオークションの買取価格について
アサヒグループホールディングスの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。
・100株分・・900円~1000円
ほぼ市価と同様の価格で販売することができます。
しかしながら、送料がかかるので、なるべく自分で消費することをおすすめします。
株主総会のお土産について
アサヒグループホールディングスは株主総会お土産があります。
過去に贈呈されたアサヒグループホールディングスの株主総会のお土産は下記の通りです。
- 2018年
・アサヒ極上<キレ味>
・ウィルキンソン・ハードナイン 無糖ドライ
・三ツ矢サイダー
・カルピスウォーター
・味わうおみそ汁 しじみ
・みそ汁自慢 瀬戸内みそ あさり
・小さめどんぶり親子丼
- 2017年
・アサヒスーパードライ 瞬冷辛口
・アサヒ贅沢搾り レモン
・三ツ矢サイダー
・カルピス守る働く乳酸菌
・クリーム玄米ブラン カカオ 2枚×2袋
・たまごスープ 5食入り
- 2016年
・アサヒ ザ・ドリーム
・三ツ矢サイダー
・カルピスウォーター
・アクアチャージ ゼリー飲料
・カルシウムたっぷり黒酢
・クリーム玄米ブラン 塩バニラ
・にゅうめん 生姜のあんかけ風
サッポロビールなどビール会社はお土産廃止の傾向にありますが、アサヒビールは株主総会のお土産を継続しています。
新商品の発表会も含めているためかと思われます。
今後も継続してほしいですね。
アサヒグループホールディングスの業績は好調!
アサヒグループホールディングスの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2015年12月 | 1,857,418 | 135,119 | 145,946 | 76,427 |
2016年12月 | 1,706,901 | 136,889 | 150,068 | 89,221 |
2017年12月 | 2,084,877 | 183,192 | 196,984 | 141,003 |
2018年12月 | 2,120,291 | 211,772 | 207,308 | 151,077 |
2019年12月 | 2,153,000 | 217,000 | 214,000 | 152,000 |
具体的に内容を見ていきましょう。
アサヒグループホールディングスの売上高は好調!増収が続く
アサヒグループホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。
- 2015年12月期・1857418百万円
- 2016年12月期・1706901百万円
- 2017年12月期・2084877百万円
- 2018年12月期・2120291百万円
- 2019年12月期・2153000百万円
売上高は好調に推移し、増収を続けています。
好調の要因は第三のビールの好調及び欧州ビール事業の好調です。
国内のビール市場は減少が続いているため、今後はアサヒビールのように海外で稼ぐ力がある企業が伸びていく可能性が高いですね。
今後も注目したいです。
アサヒグループホールディングスの最終利益も好調!増益続く
アサヒグループホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。
- 2015年12月期・・76427百万円
- 2016年12月期・・89221百万円
- 2017年12月期・・141003百万円
- 2018年12月期・・151077百万円
- 2019年12月期・・152000百万円(予想)
売上高に比例して、最終履歴も伸びています。
今後は海外でいかに利益を伸ばせるかが鍵になってきそうです。
アサヒグループホールディングスは安全性もそこそこ
アサヒグループホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債 |
2016年12月 | 39.9 | 68% |
2017年12月 | 34.2 | 110% |
2018年12月 | 37.2 | 90% |
具体的に内容を見ていきましょう。
アサヒグループホールディングスの自己資本比率は40%弱
アサヒグループホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
- 2016年12月・・39.9%
- 2017年12月・・34.2%
- 2018年12月・・37.2%
自己資本比率は40%弱となっており、安全性は高めです。
アサヒグループホールディングスの有利子負債倍率について
アサヒグループホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
- 2016年12月・・68%
- 2017年12月・・110%
- 2018年12月・・90%
M&Aにより企業買収を推進している関係で、借入依存度が高くなっています。
しかしながら、目安である100%を下回っているので、健全な範囲ですね。
アサヒグループホールディングスの株価は割安?割高?指標から見てみた
ここではアサヒグループホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはアサヒグループホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月14日時点の情報】
証券コード | 2502 |
企業名 | アサヒグループホールディングス |
株価 | 4,924 |
配当利回り | 2.15% |
時価総額 | 2,381,177百万円 |
株の購入価格 | 492,400 |
PER | (連) 14.84倍 |
PBR | (連) 2.02倍 |
年初来高値 | 5,018円 |
年初来安値 | 4,171円 |
具体的に見ていきましょう。
株価は上昇傾向。業績拡大が大きい
アサヒグループホールディングスの株価は4,000円~5,000円で推移しています。
現在の株価は4924円です。【令和01年06月14日時点】
一時期落ち込みましたが、業績拡大によって、また上昇傾向になりました。
PERは14.84倍と平均です。
配当は毎年増配で推移
アサヒグループホールディングスの配当は下記の通り推移しています。
- 2009年12月期・・21円
- 2010年12月期・・23円
- 2011年12月期・・25円
- 2012年12月期・・28円
- 2013年12月期・・43円
- 2014年12月期・・45円
- 2015年12月期・・50円
- 2016年12月期・・54円
- 2017年12月期・・75円
- 2018年12月期・・99円
- 2019年12月期・・106円(予想)
配当は毎年増配を続けています。
利益も毎年増えているため、今後の増配に期待したいですね。
利回りは2%前後。やや物足りなさがある
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が4000円の時、配当利回りは2.7%、優待+配当利回りは2.9%
- 株価が4500円の時、配当利回りは2.4%、優待+配当利回りは2.6%
- 株価が5000円の時、配当利回りは2.1%、優待+配当利回りは2.3%
現在の株価は4924円【令和01年06月14日時点】のため配当利回りは2.2%、優待+配当利回りは2.4%となります。
優待+配当利回りは2%半ば~3%程度で推移しています。
利回り狙いにはやや物足りなさがありますね。
アサヒグループホールディングスの株主優待のおすすめ度は星2つ
今回はアサヒグループホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。
アサヒグループホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★☆☆☆です。
- 株主優待はビールの詰め合わせ
- 総会お土産も豪華!
- 業績が拡大傾向
というメリットがある反面
- 利回りという観点からは物足りなさを感じる
というデメリットがあります。
アサヒグループホールディングスは株主優待よりも配当を重視する方におすすめです。
コメント