マツモトキヨシホールディングス【3088】はドラックストア大手です。
関東を中心に店舗を拡大させており、なんでも揃うという印象がありますね。
個性的なCMが今でも印象に残っています。
同じくドラックソトアであるココカラファインとの経営統合の噂がたっており、今後の株価が気になるところですよね。
そんなマツモトキヨシホールディングスは株主優待を贈呈しており、自社で利用できる商品券を贈呈しています。
今回はマツモトキヨシホールディングスの
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- 株主優待の詳しい内容について
- 株主優待のおすすめ度について
- 株価や業績の推移について
- 配当や利回りの推移について
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
Contents
マツモトキヨシホールディングスの株主優待のおすすめ度
マツモトキヨシホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】★★★★☆
【株価】4040円【令和01年09月26日時点】
最新の株価はこちら |
【配当】70.00円
【権利確定日】3・9月
【株主優待内容】
- 100株以上500株未満・・・ 2,000円分の商品券
- 500株以上1,000株未満・・・3,000円分の商品券
- 1,000株以上・・・5,000円分の商品券
【配当利回り】1.73%
【株主優待利回り】0.99%
【株主優待利回り+配当利回り】2.72%
【クロス取引できる?】○
株主優待はいつ届く?
マツモトキヨシホールディングスの株主優待は下記を目安として届きます。
・3月権利確定分→6月下旬
・9月権利確定分→12月上旬
マツモトキヨシのみならず、多数のグループ店舗で利用できる
マツモトキヨシホールディングスの株主優待はマツモトキヨシはもちろんのこと様々なドラックストアで利用できるのが特徴です。
- マツモトキヨシ
- Medi+マツキヨ
- H&B Place
- petit madoca
- ミドリ薬品
- くすりのラブ
- くすりのラブ薬局
- どらっぐぱぱす
- ぱぱす薬局
- ファミリードラッグ
- ファミリー薬局
- ヘルスバンク
- ドラッグナカジマ
- 中島ファミリー薬局
- ダルマ
- シメノドラッグ
多くの店舗で利用できるのは魅力的ですね。
近くにマツモトキヨシがない!という方でも上記の店舗が近くにあれば
ヤフーオークションの買取価格について
マツモトキヨシホールディングスの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。
・100株分 2,000円の商品券・・1940円~2000円
ほぼ額面と同額の価格で取引されています。
管理人の地元にはマツモトキヨシがないので、株主優待はヤフオクで販売してしまうことが多いです。
株主優待の詳細について
マツモトキヨシの株主優待は自社グループで利用できる商品券が贈呈されます。
年二回贈呈されることと豊富な品ぞろえがおすすめポイントです。
ドラックストアといってもマツモトキヨシは食料品の安さに定評がありますよね。
管理人はマツモトキヨシに行くときはほぼ食料品を購入しています。
お手軽価格なので、2,000円の株主優待でも実際には3,000円くらいの買い物をした気分になれます。
マツモトキヨシの株主優待はヤフオクでも高値で取引されているので、「近くに店舗がない!」という方や「ドラックストアにほしいものがない!」という方でも取得しておいて損はない株主優待かと思います。
業績は右肩上がりで、最高益を更新中
マツモトキヨシの売上高、最終利益ともに好調で、最高益を更新中です。
業績については絶好調といえますね。
好調の業績の要因はインバウンド消費によるところが大きいです。
中国から来た訪日客が日本の化粧品などをドラックストアで安く購入し、転売するというビジネスモデルが流行したため、マツモトキヨシの売上も大きく伸びました。
しかしながら、相次ぐ中国の法改正により規制が厳しくなったため、今後のインバウンド消費による売り上げ拡大は厳しそうです。
2020年3月期は減収も十分ありえそうです。
マツモトキヨシホールディングスの株価を分析
ここではマツモトキヨシホールディングスの株価について検証していきます。
【下記の情報はいずれも令和01年09月26日時点の情報】
株価2年チャートは業績に反して下落が続く。
株価2年チャートでは業績に反して下落が続いています。
これは中国の訪日客が減少し、業績が落ち込むのではないかという懸念が広がっているためです。
2018年6月に最高値をつけた後、右肩下がりで下落していますが、最近ではまた上昇基調に乗ってきました。
株価2年チャート的には購入してもよさそうなチャートになっていますね。
株価10年チャートでは右肩あがりで上昇
株価は10年チャートでみると2015年あたりから急上昇しているのがわかりますね。
ちょうどインバウンド消費という言葉が流行し始めた時期です。
高いときには株価が5倍以上上がっていました。
PERは(連) 15.95倍,PBRは(連) 1.96倍となっており、特段割高感はありません。
購入してもよさそうな水準ではありますが、インバウンド消費の落ち込みによる業績下落には注意しなければいけなさそうです。
配当と株主優待利回りの推移について
配当は下記の通り推移しています。
- 2010年3月期・・15円
- 2011年3月期・・20円
- 2012年3月期・・20円
- 2013年3月期・・25円
- 2014年3月期・・30円
- 2015年3月期・・30円
- 2016年3月期・・42.5円
- 2017年3月期・・47.5円
- 2018年3月期・・55円
- 2019年3月期・・65円
- 2020年3月期・・70円(予想)
連続増配中で株主還元意欲は高いですね。
今後も好調な業績が続けばさらなる増配も期待できそうです。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が3000円の時、配当利回りは2.33%、株主優待+配当利回りは3.67%
- 株価が4000円の時、配当利回りは1.75%、株主優待+配当利回りは2.75%
- 株価が5000円の時、配当利回りは1.4%、株主優待+配当利回りは2.2%
現在の株価は4040円【令和01年09月26日時点】のため
配当利回りは1.73%、優待+配当利回りは2.72%となります。
利回り的には平均的でそこまで魅力のある水準ではありませんが、業績好調であることと株主還元意欲が高いことを考慮すると今後の増配や株主優待の拡充による利回り増加にも期待ができそうです。
マツモトキヨシホールディングスの株主優待のおすすめ度は星4つ
今回はマツモトキヨシホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。
マツモトキヨシホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★☆です。
- 株主優待はマツモトキヨシなどで利用できる商品券
- お手頃価格なので、額面以上のお得感がある
- 業績拡大傾向で、自己資本も潤沢
というメリットがある反面
- 株主優待+配当利回りが2%台とやや物足りなさを感じる
- 今後の業績は中国の法改正の影響で不透明
というデメリットがあります。
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