ハウス食品グループ本社はカレールー国内首位の大手食品会社です。
カレールーの他に飲料や健康食品を販売しており、子会社に壱番屋を保有します。
近年は中国への事業も拡大させています。
ハウス食品グループ本社の銘柄に興味がある方なら
-
- 株主優待の詳しい内容を知りたい!
- 業績はどうなの?利益は出ているの?
- 財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
- 株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
という点は気になりますよね?
今回はハウス食品グループ本社について
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- 株主優待の詳しい内容について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
- ハウス食品グループ本社の株価は今度どうなりそうなのか
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
Contents
ハウス食品グループ本社の株主優待の内容について
ハウス食品グループ本社の株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆
【株価】
4080円【令和01年07月26日時点】
【配当】
46.00円
【権利確定日】
3・9月
【株主優待内容】
下記の保有株数を半年以上継続して保有することが条件。
- 100株~200株未満・・自社商品1,000円相当の詰合せ
- 200株~1,000株未満・・自社商品2,000円相当の詰合せ
- 1,000株以上・・自社商品3,000円相当の詰合せ
主な株主優待の内容は下記の通り。(2019年3月権利確定分参照)
1,000円相当の株主優待内容
2,000円相当の株主優待内容
3,000円相当の株主優待内容
主にバーモントカレー、咖喱屋カレーなどのカレールーを中心に
- フルーチェ
- 1日分のビタミン
- 生しょうがなどの香辛料
- ウコンの力
が商品内容です。
メインはカレールーとなっていますので、カレー好きにおすすめの株主優待です。
【配当利回り】
1.13%
【優待利回り】
0.49%
【優待利回り+配当利回り】
1.62%
長期保有はSBIネオモバイル証券の1株投資がおすすめ
ハウス食品グループ本社の株主優待は半年以上の長期保有が条件です。
長期保有をする際は株主番号をほぼノーリスクで継続保有できるSBIネオモバイル証券がおすすめです。
SBIネオモバイル証券であれば1株で株主番号を維持できるため、
- 長期保有でもクロス取引で株主優待をタダ取りできる
- 1度売却しても株主番号を維持できる
というメリットがあります。
近年では長期保有を導入する企業が増えてきているため、効果的な裏技となっています。
株主優待はいつ届く?
ハウス食品グループ本社の株主優待は下記を目安として届きます。
・3月権利確定分→6月上旬
・9月権利確定分→12月上旬
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
ハウス食品グループ本社の業績
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこでハウス食品グループ本社の過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2016年3月期 | 241,893 | 10,775 | 12,152 | 22,632 |
2017年3月期 | 283,812 | 12,312 | 13,951 | 8,683 |
2018年3月期 | 291,897 | 16,288 | 17,207 | 9,353 |
2019年3月期 | 296,695 | 17,559 | 19,100 | 13,767 |
2020年3月期(予想) | 299,000 | 18,500 | 19,600 | 10,900 |
具体的に内容を見ていきましょう。
ハウス食品グループ本社の売上高は微増
ハウス食品グループ本社の過去の売上高を見てみましょう。
売上高は微増傾向となっています。
生しょうがなどの香辛料が不振だった一方で、大容量の新製品が好調に推移しました。
カレールーは不振が続いていますが、「1日分のビタミン」などの健康食品が好調です。
健康食品は近年の健康ブームの影響で、順調に伸びています。
ハウス食品グループ本社の最終利益は伸び悩むものの、営業利益、経常利益は順調
ハウス食品グループ本社の過去の最終利益を見てみましょう。
株式売却益がなくなったため、最終利益は伸び悩みを見せていますが、営業利益、経常利益は堅調です。
そのため、業績は総じて堅調に推移していますね。
ハウス食品グループ本社の財務情報
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
ハウス食品グループ本社の直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2017年3月期 | 66.5 | 4% |
2018年3月期 | 66.5 | 4% |
2019年3月期 | 66.6 | 3% |
具体的に内容を見ていきましょう。
ハウス食品グループ本社の自己資本比率は70%弱で堅調
ハウス食品グループ本社の過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本比率は70%弱と高い数値で推移しています。
利益の積み重ねが大きく、高い自己資本比率となっています。
安全して投資できる投資先の一つですね。
ハウス食品グループ本社の株価は割安?割高?
ここではハウス食品グループ本社の株価について投資指標と合わせてみていきます
まずはハウス食品グループ本社の投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月26日時点の情報】
証券コード | 2810 |
企業名 | ハウス食品グループ本社 |
株価 | 4,080 |
配当利回り | 1.13% |
時価総額 | 411,063百万円 |
株の購入価格 | 408,000 |
PER | (連) 37.71倍 |
PBR | (連) 1.66倍 |
年初来高値 | 4,710円 |
年初来安値 | 3,710円 |
ハウス食品グループ本社の株価は3000円~5000円で推移しています。
株価は業績好調なので、右肩上がりで順調に伸びていますね。
現在の株価は4080円です。【令和01年07月26日時点】
PERは(連) 37.71倍,PBRは(連) 1.66倍です。
割高感がありますね。
株価的にも高めで推移していますので、業績が好調とはいえ、もう少し株価が下がったところで買いたいです。
配当の推移について
ハウス食品グループ本社の配当は下記の通り推移しています。
- 2010年3月期・・22円
- 2011年3月期・・22円
- 2012年3月期・・28円
- 2013年3月期・・30円
- 2014年3月期・・35円
- 2015年3月期・・30円
- 2016年3月期・・30円
- 2017年3月期・・32円
- 2018年3月期・・38円
- 2019年3月期・・44円
- 2020年3月期・・46円(予想)
配当は5年間連続で増配しています。
業績が好調で、経常利益や営業利益が伸びているためですね。
自己資本も盤石のため、今後の増配も期待ができそうです。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が3000円の時、配当利回りは1.53%、優待+配当利回りは2.2%
- 株価が4000円の時、配当利回りは1.15%、優待+配当利回りは1.65%
- 株価が5000円の時、配当利回りは0.92%、優待+配当利回りは1.32%
現在の株価は4080円【令和01年07月26日時点】のため
配当利回りは1.13%、優待+配当利回りは1.62%となります。
利回りは1%台なので、魅力はあまりないですね。
利回り狙いの投資にはおすすめできません。
ハウス食品グループ本社の株主優待のおすすめ度は星
今回はハウス食品グループ本社の株主優待や業績についてまとめてみました。
ハウス食品グループ本社の業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。
- 株主優待がカレールーを中心とした食品詰め合わせ
- 業績が好調、増益基調で推移
- 自己資本が潤沢にあり、安全性が高い
というメリットがある反面
- 利回りは1%台で低めに推移
- 株価的には割高
というデメリットがあります。
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