コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは国内のコカコーラボトラー最大手です。
2017年4月にコカコーライーストジャパンとコカコーラウェストを統合しています。
株主優待はドリンクなどで利用できるポイントを贈呈していましたが、2021年から株主優待が廃止されることが決定いたしました。
今回はコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスについて
-
- 株主優待の詳しい内容について
- 株主総会のお土産について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
Contents
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株主優待の内容について
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆
【株価】
2800円【令和01年07月03日時点】
【配当】
50.00円
【権利確定日】
12月
【株主優待内容】~2020年12月から~
株主優待は廃止されました。
【株主優待内容】~2019年12月まで~
保有年数3年未満 | 保有年数3年以上 | |
100株以上1,000株未満 | 1,000円相当の商品 | 1,500円相当の商品 |
1,000株以上 | 3,000円相当の商品 | 4,500円相当の商品 |
【株主優待内容】~2018年12月まで~
保有株数に応じて、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株主優待サイトで利用できる株主優待ポイントを贈呈。
1ポイント=60円相当
保有年数3年未満 | 保有年数3年以上 | |
100株以上 | 45ポイント(2,700円相当) | 75ポイント(4,500円相当) |
500株以上 | 60ポイント(3,600円相当) | 105ポイント(6,300円相当) |
1,000株以上 | 90ポイント(5,400円相当) | 150ポイント(9,000円相当) |
5,000株以上 | 180ポイント(10,800円相当) | 300ポイント相当(18,000円相当) |
【配当利回り】
1.80%
【優待利回り】
0.96%
【優待利回り+配当利回り】
2.80%
コカコーラ商品が欲しいなら北海道コカコーラボトリングの株主優待もおすすめです。
どんな商品と交換できる?
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株主優待サイトで交換できる商品の一部を紹介します
- Coke Onのドリンクチケット×6・・15ポイント
- コカコーラ500ml12本・・30ポイント
- ファンタ詰め合わせ18本・・45ポイント
- コラリッチEX(オールインワン化粧品)・・90ポイント
代表的な商品例です。
ほかにもいろはす、綾鷹、ミニッツメイドなどもあります。
株主優待のポイントはいつ付与される?
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株主優待は3月下旬を目安として付与されます。
権利確定日のおよそ4か月後に付与されます。
株主優待の有効期限について
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスのポイントの有効期限は約半年間です。
3月下旬から9月末まで利用できます。
株主総会のお土産について
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは株主総会お土産がありません。
2019年からお土産を取りやめたようです。
開催地域は東京都です。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの業績や収益状況を調べてみた
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこでコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2015年12月 | 440,476 | 14,262 | 13,723 | 9,970 |
2016年12月 | 460,455 | 21,143 | 20,602 | 5,245 |
2017年12月 | 872,623 | 40,579 | 39,859 | 25,244 |
2018年12月 | 927,307 | 14,682 | - | 10,117 |
2019年12月 | 923,300 | 8,800 | - | 5,200 |
具体的に内容を見ていきましょう。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの売上高の推移について
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。
2017年12月期はグループ店舗を統合したため、売上高が急増しています。
実態はそこまで大きく伸びてはいません。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの最終利益は?
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。
統合した結果がでてなく、2018年12月は大幅な減益となってしまいました。
2019年も最終利益が減益予想となっており、成長性は低い企業といえますね。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの安全性は?財務情報を調べてみた
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2016年12月 | 69.1 | 19% |
2017年12月 | 70.9 | 13% |
2018年12月 | 66.2 | 18% |
財務諸表を可視化すると下記のとおりです。
具体的に内容を見ていきましょう。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの自己資本比率は?
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本比率は70%前後で推移しています。
安全性は非常に高いといえますね。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの有利子負債倍率は?
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
有利子負債倍率は10~20%前後で推移しています。
かなり低い数値で推移しています。
財務的な安全性は極めて高いといえますね。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株価は割安?割高?指標から見てみた
ここではコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月03日時点の情報】
証券コード | 2579 |
企業名 | コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス |
株価 | 2,800 |
配当利回り | 1.79% |
時価総額 | 577,552百万円 |
株の購入価格 | 280,000 |
PER | (連) 97.46倍 |
PBR | (連) 0.90倍 |
年初来高値 | 3,490円 |
年初来安値 | 2,430円 |
具体的に見ていきましょう。
株価は超割高に
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの株価は2500円~3000円で推移しています。
現在の株価は2800円です。【令和01年07月03日時点】
PERは(連) 97.46倍,PBRは(連) 0.90倍となっています。
PERは超割高ですね。PBRは割安ですが、総じて割高です。
統合した割にはシナジー効果が薄く、減益となっているため、割高な水準となっています。
配当の推移について
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの配当は下記の通り推移しています。
- 2009年12月期・・42円
- 2010年12月期・・40円
- 2011年12月期・・41円
- 2012年12月期・・41円
- 2013年12月期・・41円
- 2014年12月期・・41円
- 2015年12月期・・41円
- 2016年12月期・・46円
- 2017年12月期・・44円
- 2018年12月期・・50円
- 2019年12月期・・50円(予想)
配当は安定的に出しています。
自己資本は潤沢にありますが、配当の源泉である利益がいまいちです。
今後利益が回復してこなければ、減配の可能性も出てきますね。
利回りの推移について
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が2500円の時、配当利回りは2%、優待+配当利回りは3.1%
- 株価が2750円の時、配当利回りは1.8%、優待+配当利回りは2.8%
- 株価が3000円の時、配当利回りは1.7%、優待+配当利回りは2.6%
現在の株価は2800円【令和01年07月03日時点】のため
配当利回りは1.8%、優待+配当利回りは2.8%となります。
利回りは平均的ですね。
利回り狙いならもう一声欲しいところではあります。
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