株式会社divは2012年に創業したプログラマーやデザイナーの養成、転職サポートを行っている会社です。
株式会社divが運営しているテックキャンプは非常に有名なプログラミングスクールですね。
また、企業向けに人材紹介や研修サービスも行っています。
代表取締役社長はマコなり社長というyoutuberで30歳前後の若手経営者です。
登録者50万人を超える人気のyoutuberですね。
今回は株式会社divの株価や今後の上場の見通しを解説していきます。
株式会社divの株価は?
株式会社divは上場していないため株価はありません。
しかしながら、規模を拡大させており、今後の上場の可能性は十分にあるでしょう。
気になるのはコロナショックの影響です。
授業での募集を中止し、オンラインのみを対象にしているとのことでした。
少なからず影響があるかと思いますので、上手くオンライン授業に移行できるかが注目ポイントです。
株式会社divの業績や売上高は?
株式会社divの業績は下記の通りです。
・当期純利益237万円
・自己資本比率10%前後
損益計算書がないため、売上高などを読み解くことはできません。
採用人数も400人近くなっていることから順調に伸びていることは間違いないでしょう。
とはいえ、コロナショックの影響も少なからずあると思われますので、今後の業績は不透明です。
財務状況を見ても、そこまで体力があるわけではないので、注視が必要です。
プログラミングキャンプ「TECH::CAMP」運営の株式会社div 決算公告(第5期)&減資 https://t.co/Sf5ZEaTkSB
第5期決算公告
当期純利益:237万円
利益剰余金:1,721万円— 官報ブログ (@kanpo_blog) November 28, 2017
株式会社divの強みは?
株式会社divの強みは下記の3点です。
・未経験でも安心して学べる教育体制
・高い転職成功率
具体的に見ていきましょう
未経験者でも実践投入可能になるようなプログラム
教育プログラムは未経験者専用のものも用意されているようです。
内容としては、実際の開発と近いものを経験できるようです。
分からなくなった場合でも下記の3点で対応してくれます。
- 講師が質疑に対応してくれる
- 学習スケジュールも柔軟に対応(働きながらの人は土日に集中して、休職中の人は日中にすこしずつなど)
- 初心者やいろんな事情を抱えた方でもメンターとの相談で学習を進められる
IT人材が足りないといわれている日本での需要をしっかり組み込んだビジネスモデルとなっています。
高い転職成功率
転職成功率は99%以上、成功者数は400人以上という高い実績を誇っています。
行先も、DMM.comやGMO cloudなど大手も多数あるようです。
また入社後3年目までもフォローしてくれるので安心ですね。
株式会社divの弱み
株式会社divの弱みを見ていきましょう。
社員の給与や体制がよくない
社員の給与はそこまで高くないので、優秀な人材は集まりにくい可能性が高いです。
口コミサイトに記載されていた平均年収は400万円程度でした。
回答者平均が30歳以下なので、そこまで悲観する内容ではないかもしれませんが、ITベンチャー企業にしては少なめと言わざるを得ないでしょう。
また、ボーナスが支給されない、昇給のタイミングがあいまいという点もあり、社員の質はそこまで高くないかもしれません。
制度が整いきっていない
株式会社divは近年設立されたばかりです。
それと、近年のエンジニア需要増大に伴い会社が急成長中であることから福利厚生や教育、研修制度について整いきっていなかったり、急に変更になることもあるようです。
ITベンチャー企業にありがちな悩みともいえますね。
株式会社divの今後の上場の可能性はある?
株式会社divは今後の上場の可能性はあるものの、一定期間を要するというのが管理人の見立てです。
HP上では上場について明記はされていませんでした。
採用活動ページに関してもIPOに関する情報は出てこなかったので、ここ2~3年で上場するということはなさそうです。
しかしながら、急拡大しているITベンチャー企業であることから資金需要は大きいと見られており、実際に2019年5月に10億円を超える資金調達をしています。
上場によるメリットは大きいため、今後の上場は狙ってくる可能性は高いでしょう。
結論として上場する可能性はあるものの、少なくても上場に5年以上はかかるというのが良そうです。
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