永谷園ホールディングスは買うべきか?株主優待と配当を検証

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永谷園ホールディングス【2899】は即席茶漬けに強みを持っている企業です。

おいしそうにお茶漬けを食べているCMが印象的でしたね。

 

今回は永谷園ホールディングスについて

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主総会のお土産について
    • 業績や利益の推移について
    • 財務的な安全性について
    • 配当や利回りについて
    • 永谷園ホールディングスの株価は今度どうなりそうなのか

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

 

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永谷園ホールディングスの株主優待の内容について

永谷園ホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★☆☆☆f
【株価】
2081円【令和01年07月26日時点】
【配当】
31円
【権利確定日】

3月
【株主優待内容】

100株以上 1,000円相当の自社グループ商品

【配当利回り】
1.49%
【優待利回り】
0.48%
【優待利回り+配当利回り】
1.97%

株主優待はいつ届く?

永谷園ホールディングスの株主優待は6月上旬を目安として届きます。

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

永谷園ホールディングスの業績

投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこで永谷園ホールディングスの過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 79,193 2,818 2,828 1,265
2017年3月期 80,605 3,098 2,967 1,241
2018年3月期 99,069 3,683 3,184 1,659
2019年3月期 104,746 2,357 2,468 1,058
2020年3月期 109,000 3,900 3,700 2,100

具体的に内容を見ていきましょう。

永谷園ホールディングスの売上高は増収が続く

永谷園ホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。

売上高は増収が続いています。

共働き世代の増加で時短で料理を済ませようという傾向が近年強く出ており、即席茶漬けは需要が高まっているからです。

今後の増収も期待ができそうです。

永谷園ホールディングスの最終利益は減益

永谷園ホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。

原材料費、物流費の増加などの影響で2019年は減益となりましたが、2020年3月期は増益予想です。

どれだけ売り上げを伸ばせるかがカギとなってきそうです。

永谷園ホールディングスの財務情報

財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
永谷園ホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年3月期 34.8 116%
2018年3月期 36.5 106%
2019年3月期 36.1 107%

具体的に内容を見ていきましょう。

永谷園ホールディングスの自己資本比率は30%後半で推移

永谷園ホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

自己資本比率は30%後半で推移しています。

食品会社としてはやや低めの自己資本比率といえますね。

とはいえ十分に健全の範囲内なので、財務に特段問題はありません。

永谷園ホールディングスの有利子負債倍率は100%超えで高め

永谷園ホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

有利子負債倍率は100%超えとなっています。

借入依存度はやや高めですね。

業績が好調のうちは大丈夫そうですが、業績悪化すると少し怖い気がします。

永谷園ホールディングスの株価は割安?割高?

ここでは永谷園ホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずは永谷園ホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月26日時点の情報】

証券コード 2899
企業名 永谷園ホールディングス
株価 2,081
配当利回り 1.49%
時価総額 39,828百万円
株の購入価格 208,100
PER (連) 17.73倍
PBR (連) 1.17倍
年初来高値 2,694円
年初来安値 2,000円

永谷園ホールディングスの株価は2000円~3000円で推移しています。

下記2年チャートです。

現在の株価は2081円です。【令和01年07月26日時点】

一時期3,000円を超える株価で推移していましたが、減益となり大幅下落しました。

PERは(連) 17.73倍,PBRは(連) 1.17倍です。

指標的にはやや割安といったところですね。

大幅な増益予想もだしていますので、株価が2,000円を大幅に割り込むようだと買ってもよさそうです。

配当の推移について

永谷園ホールディングスの配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年3月期・・31円
  • 2011年3月期・・31円
  • 2012年3月期・・31円
  • 2013年3月期・・31円
  • 2014年3月期・・31円
  • 2015年3月期・・31円
  • 2016年3月期・・31円
  • 2017年3月期・・31円
  • 2018年3月期・・31円
  • 2019年3月期・・31円
  • 2020年3月期・・31円(予想)

配当は近年31円をずっと維持しています。

自己資本も余裕があるため、少しくらいの業績悪化であれば配当を維持しそうです。

 

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が2000円の時、配当利回りは1.55%、優待+配当利回りは2.05%
  • 株価が2500円の時、配当利回りは1.24%、優待+配当利回りは1.64%
  • 株価が3000円の時、配当利回りは1.03%、優待+配当利回りは1.37%

現在の株価は2081円【令和01年07月26日時点】のため

配当利回りは1.49%、優待+配当利回りは1.97%となります。

利回り的には1%台なので、あまりおすすめできません。

永谷園ホールディングスのおすすめ度は星2つ

今回は永谷園ホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。

永谷園ホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★☆☆☆です。

  • 株主優待が自社製品1,000円相当
  • 自己資本比率が30%台とそこそこな水準

というメリットがある反面

  • 利回りが1%台と低い水準
  • 最終利益は伸び悩み

というデメリットがあります。

 

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