キリンホールディングス【2503】の株主優待はビール銘柄の中で一番おすすめ。株価や業績を分析してみた

株主優待銘柄
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キリンホールディングスはアサヒホールディングスに次ぐビール類で国内第2位のシェアを誇ります。

一番搾りやキリンラガービールなどが人気のビールブランドです。

キリンホールディングスは株主優待を贈呈しており、キリンビール関係の商品やサッカーに関する商品が贈呈されます。

今回はキリンホールディングスについて

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主優待を利用できる店舗について
    • 株主優待はいつ到着するのか
    • 配当や利回りについて
    • 株主総会のお土産について
    • キリンホールディングスの業績について

をご紹介していきます。

 

 

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キリンホールディングスの株主優待の内容について

キリンホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。

【おすすめ度】

★★★★☆

【株価】

2313.5円(令和01年06月14日時点)

【配当】

63円

【権利確定日】

12月

【株主優待内容】

保有株数に応じて下記の商品が贈呈されます。

  • 100株以上1,000株未満・・・1,000円相当の商品
  • 1,000株以上・・・・・・・・3,000円相当の商品

下記から選択できます。

  • キリンビールギフト
  • キリンビバレッジ商品詰め合わせ
  • メルシャンワイン詰め合わせ
  • キリンシティ食事券
  • サッカー日本代表応援グッズ
  • 「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付

キリンホールディングスの株主優待に興味がある方は同じくアサヒビールやサッポロビールも株主優待を贈呈しています。

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【100株以上1,000株未満の株主優待 (2018年12月)】

1.一番搾り詰め合わせセット(合計4本)

2.清涼飲料の詰め合わせセット(合計7本)

3.キリンシティ食事券1,000円相当(1,000円相当×1枚)


4.SAMURAI BLUE オリジナルグッズ (タオルマフラー) 株主限定オリジナルデザイン

5.1,000円を寄付

 

【1,000株以上の株主優待 (2018年12月)】

1.一番搾り詰め合わせセット(合計12本)


2.清涼飲料の詰め合わせセット(合計18本)


3.カノン・デュ・マレシャル オマージュルージュ/ブラン(各1本 合計2本)


4.キリンシティ食事券3,000円相当(1,000円相当×3枚)

5.SAMURAI BLUE オリジナルグッズ (タオルマフラー+Tシャツ) 株主限定オリジナルデザイン

6.3,000円を寄付

【配当利回り】

2.7%

【優待利回り】

1.3%

【優待利回り+配当利回り】

3.2%

株主優待はいつ届く?

キリンホールディングスの株主優待は下記を目安として届きます。(2018年12月権利確定参照)

  1. キリンビールギフト・・到着時期:4月中旬~6月下旬頃
  2. キリンビバレッジ商品詰め合わせ・・到着時期:5月中旬~6月下旬頃
  3. メルシャンワイン詰め合わせ・・到着時期:4月中旬~5月下旬頃
  4. キリンシティ食事券・・到着時期:5月下旬~6月下旬頃
  5. サッカー日本代表応援グッズ・・到着時期:5月下旬~6月下旬頃

選択した商品により異なります。

ヤフーオークションの買取価格について

キリンホールディングスの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。

・100株分 キリンシティ食事券・・2000円~2300円

キリンシティの食事券は額面の約7割前後の価格で取引されてます。

欲しい商品がなかった場合はキリンシティの食事券を選択し、それからヤフオクで販売するのも一つの手ですね。

株主総会のお土産について

キリンホールディングスは株主総会お土産がありません。

過去は贈呈していますが、なくなりました。

キリンホールディングスの業績や収益状況を調べてみた

キリンホールディングスの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2015年12月 2,196,925 124,751 128,199 -47,329
2016年12月 2,075,070 141,889 140,676 118,158
2017年12月 1,863,730 211,000 233,711 241,991
2018年12月 1,930,522 198,322 246,852 164,202
2019年12月(予想) 2,000,000 105,400 132,900 62,900

具体的に内容を見ていきましょう。

キリンホールディングスの売上高は減収傾向だが、問題なし

キリンホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。

  • 2015年12月期・2196925百万円
  • 2016年12月期・2075070百万円
  • 2017年12月期・1863730百万円
  • 2018年12月期・1930522百万円
  • 2019年12月期・2000000百万円

売上高は減収傾向にあります。

これはブラジルなど海外事業が一部撤退した影響です。

営業利益は堅調に推移していますので、本業の方は特段問題なく進んでいます。

キリンホールディングスの最終利益は?

キリンホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。

  • 2015年12月期・・-47329百万円
  • 2016年12月期・・118158百万円
  • 2017年12月期・・241991百万円
  • 2018年12月期・・164202百万円
  • 2019年12月期・・62900百万円

2015年12月期に赤字になっていますが、これはブラジルへの投資が失敗したためです。

経常利益はプラス域で推移していますので、大きな問題はありません。

2018年12月期も減益となっていますが、これも将来に向けての投資がかさんだ結果で、経常利益は増益しています。

つまり本業が不調なわけではないので、特段問題視する必要はありません。

キリンホールディングスの安全性は高め!財務状況を調べてみた

キリンホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債
2016年12月 29 95%
2017年12月 39.9 51%
2018年12月 39.8 45%

具体的に内容を見ていきましょう。

キリンホールディングスの自己資本比率は約40%

キリンホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

  • 2016年12月・・29%
  • 2017年12月・・39.9%
  • 2018年12月・・39.8%

自己資本比率は安全の目安とされる40%前後で推移しています。

安全な経営をしており、特段問題視されることはないでしょう。

キリンホールディングスの有利子負債倍率は?

キリンホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

  • 2016年12月・・95%
  • 2017年12月・・51%
  • 2018年12月・・45%

有利子負債倍率も45%と比較的安定的に推移しています。

借入依存度は低めで、安全性は高いですね。

キリンホールディングスの株価は割安?割高?指標から見てみた

ここではキリンホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはキリンホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月14日時点の情報】

証券コード 2503
企業名 キリンホールディングス
株価 2,314
配当利回り 2.72%
時価総額 2,114,539百万円
株の購入価格 231,350
PER (連) 32.29倍
PBR (連) 2.39倍
年初来高値 2,729円
年初来安値 2,190円

具体的に見ていきましょう。

株価は下落傾向

キリンホールディングスの株価は2,300円~3,000円で推移しています。

現在の株価は2313.5円です。【令和01年06月14日時点】

将来への投資とはいえ、減益となってしまったのが株価下落の要因となったようです。

指標的にはPER32.29倍、PBR2.39倍と割高となっています。

配当の推移について

キリンホールディングスの配当は下記の通り推移しています。

  • 2009年12月期・・23円
  • 2010年12月期・・25円
  • 2011年12月期・・27円
  • 2012年12月期・・29円
  • 2013年12月期・・36円
  • 2014年12月期・・38円
  • 2015年12月期・・38円
  • 2016年12月期・・39円
  • 2017年12月期・・46円
  • 2018年12月期・・51円
  • 2019年12月期・・63円(予想)

増配を続けています。

最終利益はやや物足りなさを感じるものの、経常利益は堅調に推移しているため、配当も増配できるということですね。

今後の増配にも期待ができます。

優待+配当利回りは3~4%程度。ビール銘柄の中では魅力的!

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が2300円の時、配当利回りは2.7%、優待+配当利回りは3.2%
  • 株価が2700円の時、配当利回りは2.3%、優待+配当利回りは2.7%
  • 株価が3000円の時、配当利回りは2.1%、優待+配当利回りは2.4%

現在の株価は2313.5円【令和01年06月14日時点】のため、配当利回りは2.7%、優待+配当利回りは3.2%となります。

ビール銘柄は利回りが低い企業が多いので、その中では魅力的な水準となっています。

キリンホールディングスの株主優待のおすすめ度は星4つ

今回はキリンホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。
キリンホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★☆です。

  • 株主優待がビール関連の商品から選択できる
  • 優待+配当利回りは3%超え。ビール銘柄の中では高い
  • 最終利益は減益傾向も経常利益は増益傾向

というメリットがある反面

  • 総会お土産がない

というデメリットがあります。

ビール銘柄の中では外せない銘柄となっています。

ビールがお好きな方はおすすめです。

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