ココイチで利用できる壱番屋の株主優待のおすすめ度は?株価と利回りを検証

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壱番屋【7630】はカレーハウス「CoCo壱番屋」を展開する企業です。

直営とフランチャイズで展開しています。

現在ではハウス食品の子会社となっています。

株主優待は自社グループで利用できる商品券を贈呈しています。

 

今回は壱番屋の

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主優待のおすすめ度について
    • 株価や業績の推移について
    • 配当や利回りの推移について

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

 

 

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壱番屋の株主優待のおすすめ度

壱番屋の株主優待の内容は下記のとおりです。

【おすすめ度】
★★★★☆

【株価】
5070円【令和01年08月05日時点】

最新の株価はこちら

【配当】
80.00円

【権利確定日】
2月末・8月末

【株主優待内容】

  • 100株以上  1,000円相当の食事券
  • 200株以上  2,000円相当の食事券
  • 1,000株以上  6,000円相当の食事券
  • 2,000株以上 12,000円相当の食事券

「CoCo壱番屋」で利用できる商品券が贈呈されます。

店内で利用できるだけではなく、店内での飲食以外に、持ち帰り弁当、宅配弁当、店内商品などにも利用できるので、利便性はかなり高い株主優待になります。

また近くに店舗がない方のために株主優待券で、壱番館の指定の商品を交換することもできます。

ココイチ 株主優待 商品

内容は上記のようなレトルト商品が贈呈されます。

こちらもなかなか魅力的ですね。

 

【配当利回り】
1.58%

【優待利回り】
0.39%

【優待利回り+配当利回り】
1.97%

株主優待はいつ届く?

壱番屋の株主優待は下記を目安として届きます。

・2月権利確定分→5月下旬
・8月権利確定分→11月下旬

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

有効期限について

壱番屋の株主優待券の有効期限は約1年間です。

ヤフーオークションの買取価格について

壱番屋の株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。

・100株分 1,000円分・・950円~1050円

額面から額面以上の価格で取引されています。

自社店舗で制限なく利用できるほか、持ち帰りなどでも利用できることから非常に人気の高い株主優待となっています。

壱番屋の株価を分析

ここでは壱番屋の株価について検証していきます。

【下記の情報はいずれも令和01年08月05日時点の情報】

まずは基本的な企業情報を検証します。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年5月期 44,909 4,870 5,084 3,431
2017年2月期 33,612 3,663 3,819 2,389
2018年2月期 49,472 4,712 4,864 3,189
2019年2月期 50,214 4,442 4,659 2,789
2020年2月期(予想) 51,300 4,630 4,840 3,040

売上高の推移

壱番屋の過去の売上高を見てみましょう。

壱番屋 売上高 推移

売上高はわずかですが、上昇傾向にあります。

2017年2月期は決算期変更により減収していますが、以降は増収傾向です。

既存店が堅調に推移しているための増収となります。

今後は消費税増税後も売上増加を維持できるかがカギとなってきそうです。

最終利益の推移

壱番屋の過去の最終利益を見てみましょう。

壱番屋 最終利益 推移

最終利益は伸び悩みを見せています。

消費税増税による顧客減少、レジ更新費用のかさみ、人件費の増加が見込まれるため、伸び悩みを見せそうという予想があります。

「カレーラーメン」などの新商品で逆風を押し返したいですね。

壱番屋の財務情報

壱番屋の直近3年間の財務情報を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

 

壱番屋 財務情報

 

壱番屋 自己資本比率 推移

財務は盤石で安全性は高いです。

特に自己資本比率は70%前後で推移しており、借金の依存度は低いです。

投資する際はかなり安全に投資できそうですね。

ROAも6.5%となっており、資産を効率的に利用できている印象です。

壱番屋の株価チャートについて

2年間のチャートを見ていきましょう。

最新の株価チャートはこちら

 

壱番屋の株価は4,000円~5,500円で推移しています。

かなり高い価格帯で取引されていますね。

投資する際は50万円前後の資金が必要になってくるので、株主優待狙いのみならちょっと高い気がします。

現在の株価は5070円です。【令和01年08月05日時点】

業績好調で最高値を狙っています。

今後は消費税増税後の影響に注目です。

 

PERやPBRについて

PERは(連) 53.25倍,PBRは(連) 5.40倍です。

株価はかなり割高ですね。

株主優待の人気が高いためですね。

ここまでくるともはやあまり参考にもなりません。

配当と利回りの推移について

配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年5月期・・20円
  • 2011年5月期・・25円
  • 2012年5月期・・27.5円
  • 2013年5月期・・30円
  • 2014年5月期・・35円
  • 2015年5月期・・50円
  • 2016年5月期・・65円
  • 2017年2月期・・52.5円
  • 2018年2月期・・76円
  • 2019年2月期・・78円
  • 2020年2月期・・80円(予想)

決算期の変更により、2017年2月期は実質増配です。

株主還元の意欲高く、連続増配を続けています。

自己資本も盤石なため、今後の増配にも期待ができます。

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が4000円の時、配当利回りは2%、優待+配当利回りは2.5%
  • 株価が4750円の時、配当利回りは1.68%、優待+配当利回りは2.11%
  • 株価が5500円の時、配当利回りは1.45%、優待+配当利回りは1.82%

現在の株価は5070円【令和01年08月06日時点】のため

配当利回りは1.58%、優待+配当利回りは1.97%となります。

利回り的には今一つといったところですね。

ただし株主還元意欲が高いので、今後の増配や株主優待の拡充には十分期待ができます。

壱番屋の株主優待のおすすめ度は星4つ

今回は壱番屋の株主優待や業績についてまとめてみました。

壱番屋の業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★☆です。

  • 株主優待が利用しやすい食事券
  • 連続増配継続中
  • 自己資本盤石!安全性が高い

というメリットがある反面

  • 利回り的には1%台で今一つ。今後に期待したい

というデメリットがあります。

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