リログループ【8876】の株主優待は割引サービス。業績を分析し、今後の株価を予想してみる

リログループは福利厚生のアウトソーシングを中心に事業展開している企業です。

中小企業に大企業並みの福利厚生を提供することを目標に年々規模を拡大させています。

特にM&Aによる買収が強みで、多くのグループ会社を保有します。

リログループの銘柄に興味がある方なら

    • リログループって業績はどうなの?利益は出ているの?
    • リログループは財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
    • リログループの株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
    • リログループは株主優待や総会お土産はあるの?

という点は気になりますよね?

今回はリログループについて

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主総会のお土産について
    • 業績や利益の推移について
    • 財務的な安全性について
    • 配当や利回りについて
    • リログループの株価は今度どうなりそうなのか

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

 

 

リログループの株主優待の内容について

リログループの株主優待の内容は下記のとおりです。

【おすすめ度】
★★★☆☆

【株価】
2727円(令和01年06月27日時点)

【配当】
29円

【権利確定日】

3月

【株主優待内容】

提携店舗を割引価格で利用できる優待を贈呈

  • 100株以上1,000株未満・・スタンダート会員
  • 1,000株以上・・・・・・・VIP会員

【長期保有株主優待】

3年間継続保有した株主にはClub Off提携施設で利用できる1万円相当の宿泊補助券を3年ごとに贈呈。

(2020年3月31日までで廃止)


【配当利回り】
1.10%
【優待利回り】
0.37%
【優待利回り+配当利回り】
1.40%

 

リログループの株主優待に興味がある方は同じように福利厚生サービスを提供しているベネフィット・ワンもおすすめです。

株主優待のクラブオフって何?

クラブオフとはリログループの主力事業である福利厚生サービスの一つです。

飲食やホテル、アミューズメント施設などの提携施設を優待価格で利用できるものです。

サービスの例を出すと

  • 飲食料金が会計より10%OFF
  • アミューズメントの入館料が300円引き
  • レストランのワンドリンクサービス
  • カラオケ30%OFF

などが代表例です。

また

  • 一部の企業では福利厚生のサービスして加入している
  • クラウドソーシングの「ランサーズ」で加入できる

というケースもありますので、株主優待の目当てで加入される方は既に加入されていないか確認した方が良いですね。

株主優待の評判ってどうなの?

リログループの株主優待の評判について見てみました。


結構評判が良さそうですね。

利用できる店舗も多く、割引やサービスも充実しており、近くに提携店舗が多い人は多くのメリットを受けることができますね。

 

株主優待はいつ届く?

リログループの株主優待は5月下旬を目安として届きます。

権利確定日のおよそ2か月後に到着します。

他の企業よりもやや早めに到着します。

有効期限について

リログループの株主優待券の有効期限は約1年間です。

次回の権利確定日までは利用できます。

クラブオフが利用できる店舗について

クラブオフは下記のカテゴリーで利用できます。

  • プレゼント
  • 国内の宿
  • 内旅行補助
  • レジャー・日帰り湯
  • ホテルレストラン・プレミアム
  • グルメ・レストラン
  • 映画
  • エンターテイメント
  • 海外ホテル
  • ツアー・航空券
  • レンタカー
  • クルマ購入
  • お買得ソクホウ
  • スポーツ
  • 育児サービス
  • 介護サービス
  • ショッピング
  • ライフサポート
  • 住宅サービス
  • 学ぶ
  • ビジネスサポート
  • ゴルフ場予約
  • VIPの宴

店舗数は非常に数が多いです。

ヤフーオークションの買取価格について

リログループの株主優待はヤフーオークションでは取引履歴がありませんでした。

確認でき次第追記します。

株主総会のお土産について

リログループは株主総会お土産がありません。

配当金による株主還元の意向が強いので、今後も導入する可能性は低いでしょう。

リログループの業績や収益状況を調べてみた

リログループの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

        【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 183,280 10,840 11,854 7,158
2017年3月期 205,117 13,264 14,238 9,151
2018年3月期 225,437 15,359 16,943 10,782
2019年3月期 250,864 17,867 20,072 13,005
2020年3月期 280,000 14,100

具体的に内容を見ていきましょう。

リログループの売上高は急上昇。今後も期待できる

リログループの過去の売上高を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・183280百万円
  • 2017年3月期・・205117百万円
  • 2018年3月期・・225437百万円
  • 2019年3月期・・250864百万円
  • 2020年3月期・・280000百万円(予想)

売上高は急増しています。

福利厚生事業が堅調に伸びていることやM&Aによる子会社増加、海外事業も拡大していることが要因です。

今後も伸びやすい事業であることやストックビジネスであることから今後の業績増も十分期待ができます。

リログループの最終利益も好調に推移

リログループの過去の最終利益を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・7158百万円
  • 2017年3月期・・9151百万円
  • 2018年3月期・・10782百万円
  • 2019年3月期・・13005百万円
  • 2020年3月期・・14100百万円(予想)

最終利益も好調に推移していますね。

特に福利厚生事業が好調です。

ストック性の高いビジネスで契約社数も1万社を超えていることから今後の業績も期待ができます。

リログループの安全性は?財務情報を調べてみた

リログループの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年3月期 39.6 55%
2018年3月期 33.6 100%
2019年3月期 35.2 90%

具体的に内容を見ていきましょう。

リログループの自己資本比率は30%台で推移

リログループの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

  • 2017年3月・・39.6%
  • 2018年3月・・33.6%
  • 2019年3月・・35.2%

積極的にM&Aや事業投資していることから自己資本比率は悪化傾向にあります。

しかしながら、業績好調のため、特に問題はないでしょう。

リログループの有利子負債倍率はやや高め

リログループの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

  • 2017年3月・・55%
  • 2018年3月・・100%
  • 2019年3月・・90%

有利子負債倍率はやや高めの90%となっています。

事業投資やM&Aを他社からの借入で実施していることからこの数字になります。

低金利上では問題なしですが、金利があがるとやや厳しそうです。

とはいえ健全性の目安である100%は割り込んでいるので、特段問題はなさそうです。

リログループの株価は割安?割高?指標から見てみた

ここではリログループの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはリログループの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月27日時点の情報】

証券コード 8876
企業名 リログループ
株価 2,727
配当利回り 1.06%
時価総額 417,098百万円
株の購入価格 272,700
PER (連) 28.88倍
PBR (連) 7.80倍
年初来高値 3,240円
年初来安値 2,437円

具体的に見ていきましょう。

株価は割高感あり!将来性で買われている

リログループの株価は2500円~3000円で推移しています。

現在の株価は2727円です。【令和01年06月27日時点】

PERは(連) 28.88倍,PBRは(連) 7.80倍となっています。

割高感がありますね。

将来性の高いビジネスモデルなので、将来性を見込んでの株価になっています。

配当は増配が続く

リログループの配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年3月期・・4.5円
  • 2011年3月期・・6円
  • 2012年3月期・・6.5円
  • 2013年3月期・・7.5円
  • 2014年3月期・・10円
  • 2015年3月期・・12.4円
  • 2016年3月期・・15円
  • 2017年3月期・・18.4円
  • 2018年3月期・・22円
  • 2019年3月期・・26円
  • 2020年3月期・・29円(予想)

業績好調のため、配当も増配が続いています。

今後も期待したいですね。

利回りは低く、1%台

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

※株主優待を1,000円換算

  • 株価が2500円の時、配当利回りは1.2%、優待+配当利回りは1.6%
  • 株価が2750円の時、配当利回りは1.1%、優待+配当利回りは1.4%
  • 株価が3000円の時、配当利回りは1%、優待+配当利回りは1.3%

現在の株価は2727円【令和01年06月27日時点】のため

配当利回りは1.1%、優待+配当利回りは1.4%となります。

配当利回り的にはあまり魅力はないですが、クラブオフを利用する方なら非常に有効活用できます。

外食や宿泊が多い方は多くのメリットを受けることができるでしょう。

リログループの株主優待のおすすめ度は星3つ

今回はリログループの株主優待や業績についてまとめてみました。
リログループの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。

  • 株主優待のクラブオフは全国各地で利用できる
  • 業績が好調。今後も期待ができる

というメリットがある反面

  • クレジットカードの優待で代用が聞く
  • 株価は指標的には割高感あり
  • 利回りが1%台で低い

というデメリットがあります。

リログループは利回りよりも将来性を重視する方におすすめしたい銘柄です。

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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