みずほフィナンシャルグループ【8411】を分析!今後の株価を予想

株価分析
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みずほフィナンシャルグループは三大メガバンクの一つです。

自治体や宝くじに強みを持っており、他のメガバンクよりも地方に強みを持つという特徴があります。

しかしながら、三大メガバンクの中で最も苦戦しており、今後も厳しい状況に陥りそうです。

 

みずほフィナンシャルグループの銘柄に興味がある方なら

    • みずほフィナンシャルグループの株価の推移について知りたい
    • みずほフィナンシャルグループって業績はどうなの?利益は出ているの?
    • みずほフィナンシャルグループは財務的に安全なの?株主優待の廃止とかはないの?
    • みずほフィナンシャルグループの株価ってどうなるの?今って買い時なの?
    • みずほフィナンシャルグループの株価ってなんで安いの?

という点は気になりますよね?

今回はみずほフィナンシャルグループについて

    • 業績から見た将来性や収益性の分析
    • 財務的な安全性について
    • 配当や利回りについて
    • 株主優待や総会お土産はあるのか
    • みずほフィナンシャルグループの株価は今度どうなりそうなのか
    • みずほフィナンシャルグループの株価が安い理由

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

 

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みずほフィナンシャルグループのおすすめ度について

みずほフィナンシャルグループの銘柄概要は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★☆☆☆
【株価】
154.1円(令和01年06月25日時点)
【配当】
7.5円
【安全性】
★★★☆☆
【収益性】
★★☆☆☆
【将来性】
★★☆☆☆
【配当利回り】
4.90%
簡単にまとめてみました。
それではもう少し詳しく見ていきましょう。

またメガバンク銘柄に興味がある方は同じく三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループも参考にしてみてください。

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株主優待について

みずほフィナンシャルグループは株主優待がありません。

みずほフィナンシャルグループに限らず、三大メガバンクはいずれも株主優待を贈呈しておりませんので、注意しましょう。

株主総会のお土産について

みずほフィナンシャルグループは株主総会お土産がありません。

株主総会のお土産も三大メガバンクいずれも提供していません。

みずほフィナンシャルグループの業績や収益状況を調べてみた

みずほフィナンシャルグループの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 3,215,274 997,529 670,943
2017年3月期 3,292,900 737,512 603,544
2018年3月期 3,561,125 782,447 576,547
2019年3月期 3,925,649 614,118 96,566
2020年3月期 470,000

具体的に内容を見ていきましょう。

みずほフィナンシャルグループの売上高は増収傾向

みずほフィナンシャルグループの過去の売上高を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・3215274百万円
  • 2017年3月期・・3292900百万円
  • 2018年3月期・・3561125百万円
  • 2019年3月期・・3925649百万円

順調に推移しています。

ずほフィナンシャルグループの最終利益は不振。減益が続く

みずほフィナンシャルグループの過去の最終利益を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・670943百万円
  • 2017年3月期・・603544百万円
  • 2018年3月期・・576547百万円
  • 2019年3月期・・96566百万円
  • 2020年3月期・・470000百万円(予想)

減益が続いており、三大メガバンクの中で一番苦戦しています。

特に大きかったのが個人の不振や固定資産の現存処理です。

みずほフィナンシャルグループはシステムの導入にも失敗しており、非常に不審な状況が続いています。

今後も厳しい状況が続きそうですね。

みずほフィナンシャルグループの株価は割安?割高?指標から見てみた

ここではみずほフィナンシャルグループの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはみずほフィナンシャルグループの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月25日時点の情報】

証券コード 8411
企業名 みずほフィナンシャルグループ
株価 154
配当利回り 4.87%
時価総額 3,912,984百万円
株の購入価格 15,410
PER (連) 8.32倍
PBR (連) 0.45倍
年初来高値 180円
年初来安値 150円

具体的に見ていきましょう。

株価は割安で推移

みずほフィナンシャルグループの株価は140円~200円で推移しています。

現在の株価は154.1円です。【令和01年06月25日時点】

PERは(連) 8.32倍,PBRは(連) 0.45倍となっています。

割安で推移していますが、買い時かといわれると業績が不振なので、少し疑問符がつきますね。

配当の推移について

みずほフィナンシャルグループの配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年3月期・・8円
  • 2011年3月期・・6円
  • 2012年3月期・・6円
  • 2013年3月期・・6円
  • 2014年3月期・・6.5円
  • 2015年3月期・・7.5円
  • 2016年3月期・・7.5円
  • 2017年3月期・・7.5円
  • 2018年3月期・・7.5円
  • 2019年3月期・・7.5円
  • 2020年3月期・・7.5円(予想)

安定的に推移しています。

配当利回りは高く5%前後

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が140円の時、配当利回りは5.4%
  • 株価が170円の時、配当利回りは4.4%
  • 株価が200円の時、配当利回りは3.8%

現在の株価は154.1円【令和01年06月25日時点】のため

配当利回りは4.9%、優待+配当利回りは0%となります。

 

みずほフィナンシャルグループの株価ってなんで安いの?

みずほフィナンシャルグループの株価って非常に安いですよね。

三大メガバンクと比較しても

株価

  • 三井住友フィナンシャルグループ・・3759円【令和01年06月25日時点】
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ・・505.3円【令和01年06月25日時点】
  • みずほフィナンシャルグループ・・154.1円【令和01年06月25日時点】

となっており、他のメガバンクよりも非常に安い株価となっています。

これは発行株数の違いによるものです。

具体的に見ていきましょう。

発行株数

  • 三井住友フィナンシャルグループ・・1,399,401千株【令和01年06月25日時点】
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ・・13,667,770千株【令和01年06月25日時点】
  • みずほフィナンシャルグループ・・25,392,498,千株【令和01年06月25日時点】

三井住友フィナンシャルの約20倍、三菱UFJフィナンシャルサービスの約2倍の株数を発行しています。

需給の関係で株価が低いということになりますね。

業績が落ち込んでいるというのも理由になりますが、みずほフィナンシャルグループの株価が低い理由の一番は発行株数が多いということです。

みずほフィナンシャルグループの株価は今後どうなる?予想してみた。

今回はみずほフィナンシャルグループの業績や利回りについて検証してきました。

ポイントは

  • 業績は不振。特に2019年3月期の減益が響く
  • 配当利回りは高く、5%前後で推移
  • 株主優待や株主総会のお土産はない

という点です。

上記を踏まえて、みずほフィナンシャルグループの今後の株価を予想すると「もう少し下げる要素がありそう」といったところです。

みずほフィナンシャルグループは他のメガバンクよりも海外が弱く、少子高齢化の影響を大きく受けます。

さらに三大メガバンクの中で一番業績が悪化しています。

しかしながら、業績好調の三菱UFJフィナンシャルサービスと同じ利回りなので、三菱UFJフィナンシャルサービスの方が割安感があります。

逆にいうと三菱UFJフィナンシャルグループですら安い株価で推移しているので、それを下回るみずほフィナンシャルグループはさらに株価を下げそうということです。

みずほフィナンシャルグループを購入するなら三菱UFJフィナンシャルグループの購入をお勧めします

三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の株価が下落。利回りや業績を分析し、今後の株価を予想してみる
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