アマゾンの株主優待券がない理由と今後導入されるかどうかについて解説

株主優待銘柄
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アマゾンといえばインターネット通販を利用する方ならほとんどの方が利用したことがあるといっても過言ではない大手企業です。

せっかくなら株主優待を利用してアマゾンでお得に買い物したいと思われる方もいらっしゃいますよね?

しかしながら、残念ながらアマゾンには株主優待券がありません。

今回はアマゾンに株主優待がない理由と今後導入される可能性があるかについて紹介していきます。

 

 

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アマゾンに株主優待券がない理由は3つ

アマゾンに株主優待がない理由は下記の3つです。

  1. アマゾンが外資企業だから
  2. アマゾンジャパンが上場していないから
  3. 資金調達する必要性がないから

順番に説明していきます。

アマゾンが外資系企業だから

アマゾンが外資系企業であるという理由が株主優待を導入していない理由です。

株主優待制度というのは元々日本独自の制度です。

アメリカや欧州などの諸外国では「配当で株主還元をすべき」という考えが根付いており、ほとんどの企業に株主優待がありません。

アマゾンジャパンもその考え方を受け継いでおり、株主還元は配当でという考え方があり、株主優待を導入しない大きな理由でしょう。

 

アマゾンジャパンは上場していない

また大きな理由としてアマゾンジャパンが上場していないということもあります。

アマゾンジャパンは正式名称で「アマゾンジャパン合同会社」です。

株式会社ではないため、上場することができません。

そのため一般投資家はアマゾンジャパンの株を購入することができず、当然株主優待もないということになります。

 

またアマゾンは本社は上場していますので、アマゾン本社の株は買うことができます。

しかしながら、扱いは「外国株」なので、国内株投資では購入することができない点は注意点です。

資金調達の必要性がない

アマゾンジャパンは資金調達の必要性がないため、株式上場する必要性もなく、株主優待も導入する必要がありません。

資金調達の必要性が出てきた場合はアマゾン本社から資金調達をすれば良いためです。

株式公開は本来資金調達のために実施するものです。

潤沢な資金があるアマゾングループではわざわざ日本の子会社を上場させる必要性は薄いですね

今後アマゾンが株主優待を導入する可能性はあるのか

今後アマゾン株主優待を導入する可能性は低いでしょう。

アマゾンは外資系企業であるため、もともと株主優待に関する理解があまりないですし、導入するメリットも少ないです。

しかしながら、もしアマゾンジャパンが合同会社から株式会社に変更になり、上場した場合は株主優待を導入する可能性もわずかながら出てきます。

現時点ではアマゾンが株主優待を導入する可能性はゼロですが、上場した場合は株主優待を導入する可能性が少しでてくるということだけ覚えておいてください。

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